海外で、生まれ変わる
日本から抜け出して、
世界の人の暮らしに触れると、
必ず何かに気づく。
視点が確実に変わり、
自然に、
自分の新たな引き出しが開く。
もし私が、
今も日本語だけを話す私だったとしたら、
今、全然違う私として
ここに存在していただろう
と思うのです。
英語が使えるようになって、
もっとフレンドリーに
人と関わる術を知った。
どんな国の、どんな人とでも
リラックスした自分で、
楽しみながら話せるようになった。
気軽に海外に行くのが
当たり前になった。
そして、
スペイン語が使えるようになってからは、
今まで全く未知だった国に
出かけられるようになった。
ラテンアメリカの人のライフスタイルや、
世界に対する視点を知った。
細かいことを気にせず、
もっと大ざっぱでも
何ら問題ないことを知った。
自分が生まれ育った国の
経済力のスゴさを思い知った。
海外に出てみて、
まず気づいたのは、
日本は比較的、画一的な社会だ
ということ。
社会の中でのあるべき姿・生き方が
ある程度決まっていて、
「そこから外れたらいけない」という意識を
皆持っている、ということ。
多くの人が、
平日週5日働き、
ほぼ同じ時間帯に出勤・帰宅する。
多くの人が大学卒業後、就職し、
その後結婚し、子どもを授かり、
やがて、
マイホームのローンを組む...
日本にいるだけの間は、
そういう生き方に
何の疑問も感じなかった。
でも海外に出て、
いろんな人の暮らし方や
価値観に触れるうちに、
「そうじゃない生き方を選んでもいいのだ」
と気づいたのです。
気づくだけでも、
「自分はどうしたいのか?」
自分で考え、
自分で選択する自由が生まれます。
社会の枠にとらわれず、
自分の望む人生を
選択してもいい。
社会のスタンダードに
ムリヤリ合わせず、
もっと自由に生きてもいい。
自分のよろこびを生きてもいい。
海外に出るようになって、
自分自身に
そう、許可が出せるようになった。
それは私にとって
生まれ変わるほど
大きな、大きな体験だったような気がします。
海外で外国語を使うこと自体、
もちろん大好きだけど、
海外滞在すると
こころがもっともっと自由になっていく
と感じられることが
最高に気持ち良くて
やみつきになるのかもしれません(笑)
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